初めての海外旅行!楽しみでいっぱいだけど、「何か確認しておく必要あるの?」や「国内旅行と同じでいいの?」と不安もあると思います。
そこで今回は、初めて海外旅行をする際に事前に確認しておくべきことをご紹介します。
出発前に慌てないよう、しっかり確認しておきましょう。
海外旅行1カ月前には、必ず確認すべきこと!

海外旅行に向けて、1カ月前には準備しておくべきことがあります。
では、順番にご紹介します。
- パスポートの取得・更新
- 渡航ビザが必要かの確認
- クレジットカードの発行
- 航空券の手配
- ホテルの予約
- 海外旅行保険への加入
- 携帯電話・スマホの設定確認
- 現地通貨への両替
1.パスポートの取得・更新

海外旅行では必需品のパスポートが必ず必要です。
パスポートの取得は、申請から受け取りまで1週間~2週間程度かかります。また、パスポートを取得するには、戸籍謄本や戸籍抄本が必要となるので、早めに申請書類をそろえて、申請しておきましょう。
2025年3月24日以降にパスポートの申請をする場合
パスポート新規取得される方もオンラインで申請可能となります。(パスポートの申請変更点について詳しくは、下記を参照ください )

パスポートを取得済みで更新をされる方も、有効期限に注意が必要です。
パスポートの残存有効期限は国によって異なりますが、3〜6ヵ月が一般的です。パスポートを持っていても、有効期限が十分残っているか必ず確認しましょう!
有効期限が1年未満の場合は、切替申請(パスポートを更新すること)をおすすめします。
2.渡航ビザが必要かの確認

渡航予定の国が決まったら、渡航ビザの申請が必要か不要かを早めに確認しましょう。
渡航ビザが必要かどうかは、海外旅行をする方の国籍や渡航の目的、滞在期間によって異なります。
渡航ビザが必要な場合
- 就労、留学、長期滞在などの目的で渡航する場合
- 国籍によっては、短期滞在(観光など)の場合でもビザが必要な場合があります。
渡航ビザが不要な場合
- 日本とビザ免除協定を結んでいる国籍の場合、短期滞在(観光など)であればビザが不要な場合があります。

3.クレジットカードの発行

海外旅行でクレジットカードは、必須ではありません。しかし、準備しておくと多くのメリットがあり、安全で快適な旅をサポートしてくれます。
海外旅行でクレジットカードを持つメリット
- 支払いの多様性:現金を持ち歩く必要がなく、様々な場所で支払いが可能。
- 紛失・盗難時の安心:クレジットカード会社に連絡すれば、カードの利用を停止できる。
- 海外旅行傷害保険:カードによっては、海外旅行中のケガや病気、携行品の損害などを補償する保険が付帯している。
- 空港ラウンジの利用:一部のクレジットカードでは、空港ラウンジを無料で利用できる。
- 現地通貨の調達: 現地のATMで、クレジットカードを使って現地通貨を引き出すことができる。
- ホテルやレンタカーの予約:ホテルやレンタカーの予約時に、クレジットカードが必要となる場合がある。
4.航空券の手配

パスポートの取得・更新をし手元にパスポートの準備ができたら、航空券の手配を早めに行いましょう。
航空券を手配する際にパスポートの情報が必要になりますので、パスポートの取得・更新は、航空券手配前に済ましておきましょう。
航空券の予約方法
航空券の予約方法は、主に以下の3つがあります。
- 航空会社のウェブサイト: 航空会社のウェブサイトから直接予約できます。
- 旅行代理店: 旅行代理店の店舗やオンラインサイトで予約できます。
- オンライン予約サイト: 複数の航空会社の航空券を比較して予約できます。
航空券を選ぶ際、下記のポイントを考えながら選びましょう
- 料金:予算に合わせて航空券を選ぶ。
- スケジュール:自分の旅行日程に合ったスケジュールを選ぶ。
- 航空会社:信頼できる航空会社を選ぶ。
- 乗り継ぎ:乗り継ぎ回数、乗り継ぎ時間を考え選ぶ。
- 座席:希望の座席を指定できる場合は、指定する。
航空券予約の注意点
航空券を予約する際には、以下の点に注意しましょう。
- パスポート情報:パスポートに記載されている氏名と、航空券の氏名が一致しているか確認。
- 予約内容:予約内容(日程、便名、人数など)を要確認。
- キャンセルポリシー:キャンセルする場合の条件や手数料の確認。
- 旅行条件書:旅行条件書をしっかり読み、理解しておく。
5.ホテルの予約

航空券の手配が済んだら、ホテルの予約をしましょう。
慣れない土地での宿泊先選びは、旅の満足度を大きく左右します。
ホテル手配の方法はいくつかありますが、主な3つをご紹介します。
1.旅行代理店に依頼
メリット
- 自分で手配する手間が省ける。
- 航空券や他の手配とまとめて行える場合がある。
- 代理店によっては、現地の情報に詳しい担当者に相談できる。
デメリット
- 手数料がかかる場合がある。
- 自分でホテルを選べない場合がある。
2.ホテル予約サイトを利用
メリット
- 多くのホテルから比較検討できる。
- 料金や空室状況を簡単に確認できる。
- 口コミや評価を参考にできる。
デメリット
- 自分で情報収集する必要がある。
- 予約の変更やキャンセルに手数料がかかる場合がある。
3.ホテルに直接予約
メリット
- ホテルの詳細情報を直接聞ける。
- 特別な要望を伝えやすい。
- 予約サイトよりも安い料金で宿泊できる場合がある。
デメリット
- 言語の壁がある場合がある。
- 自分で予約手続きを行う必要がある。
ホテル選びのポイント
- 立地
観光地へのアクセス
周辺の治安
交通の便 - 料金
予算に合ったホテルを選ぶ。
料金に含まれるサービス (朝食、Wi-Fiなど) を確認。 - 設備
必要な設備 (プール、ジムなど)
部屋の広さやアメニティ - サービス
スタッフの対応
清潔さ - 口コミ
実際に宿泊した人の評価を参考にする。
予約時の注意点
- キャンセルポリシー
キャンセル料が発生する時期や金額を確認する。 - 予約内容
部屋タイプ、人数、日程などを確認する。 - 支払い方法
クレジットカード、現地払いなど、支払い方法を確認する。
6.海外旅行保険への加入

海外旅行保険では、思わぬトラブルや病気・怪我をすることも考えられます。
そのため、安心・安全な旅のためにも加入することをおすすめします。
海外旅行保険の必要性
海外旅行では、以下のような様々なリスクが考えられます。
- 病気やケガ:慣れない環境での体調不良や、予期せぬ事故によるケガなど。海外の医療費は高額になることが多く、保険に加入していれば安心です。
- 携行品の紛失・盗難:パスポートや貴重品など、携行品が紛失したり盗まれたりする可能性があります。
- 航空機の遅延:航空機の遅延により、予定していた旅行日程が変更になることがあります。
- 賠償責任:誤って他人にケガをさせてしまったり、物を壊してしまったりした場合、賠償責任を負うことがあります。
海外旅行保険の種類
海外旅行の保険には、様々な種類があります。
- 傷害死亡・後遺障害:死亡した場合や、後遺障害が残った場合に保険金が支払われます。
- 傷害治療費用:病気やケガの治療費が支払われます。
- 疾病治療費用:病気の治療費が支払われます。
- 携行品損害:携行品の紛失・盗難・破損などにより損害を受けた場合に保険金が支払われます。
- 賠償責任:他人にケガをさせたり、物を壊してしまったりした場合の賠償責任を補償します。
- 航空機遅延:航空機の遅延により、宿泊費や交通費などが発生した場合に保険金が支払われます。
海外旅行保険の選び方
海外旅行保険を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 補償内容:自分に必要な補償内容を選びましょう。
- 保険金額:十分な保険金額を設定しましょう。
- 保険料:保険料と補償内容のバランスを考えましょう。
- 保険期間:旅行期間に合わせて保険期間を設定しましょう。
- 付帯サービス:キャッシュレス診療や日本語サポートなど、付帯サービスも確認しましょう。
加入方法
海外旅行保険は、以下の方法で加入できます。
- インターネット:多くの保険会社のウェブサイトから簡単に加入できます。
- 旅行代理店:旅行代理店で旅行を申し込む際に、一緒に加入できます。
- 空港:空港の保険カウンターで加入できます。
7.携帯電話・スマホの設定確認

海外旅行で携帯電話・スマホをそのまま利用して、帰国後に多額の費用請求された!という場合があります。
そうならないためにも、海外旅行前に必ず携帯電話・スマホの設定確認をしておきましょう!
使う用途に合わせて設定!
1.データ通信不要でカメラ・時計だけ使用したい場合
携帯電話・スマホの「設定」⇒「機内モード」を選択。
電話の発着信、インターネット接続不可のため料金発生なし。
2.データ通信不要で通話機能だけ使用したい場合
携帯電話・スマホのデータローミング設定⇒「オフ」を選択。
1と2の設定でも、Wi-Fiは使うことができます
Wi-Fiが提供されている施設(ホテル・カフェなど)でインターネットに接続可能です。
3.インターネット・通話機能も海外で使用したい場合
携帯電話・スマホのデータローミング設定⇒「オン」を選択。
データローミング使用可能なキャリア⇒NTTドコモ・au ・ソフトバンク。各キャリアの「海外パケット定額プラン」を使用すると、自身の使用開始したいタイミングから使えるのでおすすめです。
8.現地通貨への両替

海外旅行で大事なのが、現地通貨への両替です。海外旅行初心者の方には、空港での両替がおすすめです。
ツアーに入っていない方は、空港からの移動でバスやタクシーを使用しますが、クレジットカードが使用できない場合も多いので、空港で両替しておくと安心です。
出発前に(日本の空港で)両替する場合
海外旅行初心者の方には、出発前の日本の空港での両替がおすすめです。
メリット
・日本語で対応してもらえるため安心。
・多くの種類の外貨の取り扱いがある。
デメリット
・両替手数料が割高の場合がある。
・早朝や夜のフライト時間の場合、営業時間外で利用できない場合がある。
到着後に(現地の空港で)両替する場合
メリット
・渡航先によって、日本の空港より為替レートが良い場合がある。
デメリット
・言葉が通じにくく不安がある。
・到着時間が早朝や夜遅く、営業時間外の場合がある。
海外旅行初心者の方には、多少手数料が高くても、言葉などの心配がなく、現地で慌てないためにも出発前の空港で両替しておくのが安心です。為替レートが現地の空港の方が良く、到着後に両替する場合は、到着時間を把握し両替の窓口が営業しているかを確認しておく必要があります。言葉についても何と言えば通じるのか事前に確認しておきましょう。
まとめ
初めて海外旅行を考えている方は、期待と不安があると思いますが、事前準備をしっかり行うことで不安は解消されます。
海外旅行でトラブルなく、安心して過ごすためにも、上記8つのことを渡航の1カ月前までには、確認し準備しておきましょう。
そうすることで、気持ちに余裕を持って海外に旅立つことができます。
海外旅行では、あなたが今まで体験したことがない素晴らしい景色が広がっています。
滞りなく準備をし、素敵な海外旅行にしてください